紙媒体の広告、販促物の一番のメリットは何でしょう?
形がある、手に取ることができる。これは、デジタルメディアにはまだない要素。
また一覧性の高さ。大きい媒体で一目で眺めたい。これは、パソコンの画面、まして小さな携帯電話の画面等では満たせない需要。
また、紙はそれだけで完成したメディアです。チラシはそれ1枚で情報を確認できます。携帯電話やパソコン、何らかの再生/閲覧のための装置や電源がいるデジタルメディアと大きく一線を画す部分です。
それゆえ、老若男女とわず、誰もが平等に手にとることが出来るメディアだとも言えます。
紙媒体の存在感は、即効性にも繋がります。
折り込みやポスティング等、目につく形で配付されるため、情報をすぐに伝えたい場合は特に有効です。
例えば左下は、ヘアサロンのキャンペーン告知チラシ。
その年のテーマを決め、年三回のキャンペーンで、一貫したテーマのもと構成をしています。
その年のテーマに沿って企画し、デザインすることで、キャンペーン全体に一貫性をもたせ、より強い印象を与えます。
名刺サイズから、大判まで、状況に応じて様々な大きさや形状を選べるのも紙媒体の魅力。
大きさでインパクトを出したい。素材を変えて印象を強くしたい。
さらには、折り込み、ポスティング、手配り等、配付方法も様々、これら多様な選択肢から最適なものをを組み合わせて、ターゲットにより有効なな方法を模索できる紙媒体は、今後も有効な、広告・宣伝ツールといえます。
一方でデメリットもないわけではありません。
一度制作してしまうと、内容の変更が難しく、予算等により面積が限られるため掲載できる情報量も限られます。ホームページや、携帯電話を利用した方法を組み合わせることで、それぞれのデメリットを補い合い、より有効性の高い、広告をする事もできます。
紙媒体で絞り込んだ情報を、スピーディーに広く伝達し、詳細をホームページで公開する。
DM、チラシ、名刺等にQRコードを掲載して、携帯電話でのより詳細な情報取得を促す等。これからは紙媒体とホームページの組み合わせをおすすめします。